根本大塔(こんぽんだいとう)

壇上伽藍のシンボルである多宝塔形式の塔。

現在の塔は昭和12年(1937)に建築された鉄筋コンクリート造である。

堂内には本尊・胎蔵大日如来坐像を中心に、金剛界四仏が有り、そして、柱には堂本印象画伯によって十六大菩薩が描かれており、立体曼茶羅となっている。

弘法大師は高野山開創に当たり、この大塔を真言密教の根本道場として建立されたので根本大塔と言います。

816年から887年ごろまで、完成に大師・真然僧正の二代を費やしました。

現在の大塔は昭和12年(1937)の再建。高さ約48.5m、約235mの四面の偉容を誇り、内陣には中央に胎蔵大日如来、四方に金剛界四仏、周囲16本の柱には堂本印象画伯の十六大菩薩を配して曼茶羅を立体に顕しています。

(拝観料200円)

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